今や子どもから大人まで英語を話す機会がどんどん増えてきています。しかし英会話力を身につけることは一筋縄ではいきません。より多くの英語に触れる時間が重要なわけですが,より効率的な英語学習が求められます。
そこで今回は,ゲームを通じて英会話を学習できるeスポーツ英会話をご紹介します!勉強が苦手な子どもでも自然と学び続けられます。独自メソッドで楽しく英会話を学習できます。
どんなコンテンツなのか,そして利用者の声はどうなのか。さまざまな口コミや評価からメリット・デメリットをまとめてみました!ぜひ参考にしていただき,本記事が英語学習の一助になればと思います。

eスポーツ英会話の基本情報

サービス | eスポーツ英会話 |
教材 | マインクラフト,スプラトゥーン,フォートナイト |
レッスン形式 | グループレッスン(最大3人) |
価格(税込) | 入学金:0円 グループレッスン:月額9,900円 個人向けレッスン:月額13,200円 |
eスポーツ英会話の特徴
eスポーツ英会話の特徴をまとめてみました。
- マイクラ,スプラなどのゲームがレッスン教材
- グループレッスンで自然と体得できるスキル
- 200名以上のユニークなバイリンガル講師が在籍
- 社会人でも利用できるリスキリング英会話コース
それぞれ詳細を説明しますね。
マイクラ,スプラなどのゲームがレッスン教材

eスポーツ英会話ではゲームを教材として活用しています。近年eスポーツ市場は拡大し続けており,グローバルなコンテンツとして認識されています。このeスポーツの臨場感が英会話へのハードルを下げてくれます。
eスポーツ英会話は多くのユーザーに親しまれているタイトルが採用されています。教材としてどのように活用されているのかも簡単に紹介しますね。
マインクラフト(通称:マイクラ)

マインクラフトはフィールド上で建築したり,モンスターを討伐したりするゲームです。チュートリアルも目標も何もないため,完全自由に楽しめる点が魅力です。
eスポーツ英会話ではミッションを設定し,これをこなしながらグループで会話しながら進めます。


ゲーム内の表記も原則英語ですので,単語やフレーズを覚えるところからはじめます。レッスンの最後にはテキストなどを復習するので,学習内容をしっかりと定着させます。
自由度の高いサンドボックスゲームならではの複雑さがありますが,落ち着いて話したいことを考える力が養われます。
スプラトゥーン

スプラトゥーンはイカのようなキャラクターを操作して,インクで戦場を染めていく対戦ゲームです。4人対4人のチーム戦が中心で,緊密なコミュニケーションや戦略性が求められます。
ただ敵を倒す!…だけではなく,インクで塗った陣地の広さを競ったりとさまざまなルールがあります。スピーディーに移り変わる戦局に応じて,お互い声をかけあうことが重要です。

ゲーム内では簡単な英語フレーズが多数登場します。「Nice!」や「Help!」などを使い分けて自然と英語を話せるようになるところから練習しましょう。徐々に具体的な指示や戦略の共有など込み入った表現が聞ける・話せるようになります。
フォートナイト

フォートナイトは100人のプレイヤーが武器やアイテムを入手しながら生き残りを賭けて戦うバトルロイヤルです。一般的なシューティングゲームとは異なり”建築”という要素があります。敵の攻撃を防ぐ防壁を築いたり,高所に登るための階段を作ったりできるのです。

とっさに発話する力が必要ですが,事前に英語表現を打ち合わせしてから挑戦します。なのでプレイを通じて英語を伝える練習ができます。英会話が伝わる経験は自信に繋がります。
勝利に向かって積極的に協力する姿勢を維持して戦います。相手に伝えようとするための「瞬発的に発話する」経験は大きな財産になるでしょう。できるだけ自然な形で英会話学習を促進してモチベーションの維持・向上が期待できます。
この他にも「ApexLegends」や「VALORANT」,「原神」,「あつまれどうぶつの森」などのタイトルもレッスン対象となっています。
受講前の事前登録が必要
どのゲームを教材にするのか?などレッスン受講前にいくつか質問に答える必要があります。




\事前登録は公式HPより進められます /
「ゲーム時間」を「学びの時間」に
コロナをきっかけに子どもたちのゲーム時間が増加傾向にありました。この時間をもっと効果的に活用できないか?ということで始まった経緯があります。重要なのは分かる単語・フレーズでもいいので「コミュニケーションをとる」ことです。
京都大学との共同研究の結果では,eスポーツ英会話は言語教育の未来となるといわれています。
ゲーム環境は言語生成において高いレベルのアウトプットが生まれる効果的な場である。正確な文法ではないものの中間言語の発話量が大きく増加し,会話が成立するようになる。そして何より会話を楽しみモチベーションの向上が見られた。
その確かな学習スタイルは大きな話題となり,多数のメディアで紹介されています。

グループレッスンで自然と体得できるスキル
英語以外にも身につくスキル群

英会話はアウトプット練習が重要です。eスポーツ英会話では,ゲームを通じたグループレッスンですので自然とコミュニケーション能力が鍛えられます。「英語でコミュニケーションする」という経験は思ったよりもハードルが高いものです。ですが,この学習環境であれば最初の一歩が踏み出しやすくなっています。
またeスポーツ英会話では「ゲームスキル」や「英語力」をしっかりと調整してグループを構成してくれます。なので臆することなくプレイできますし,発話しやすい環境が整っています。
eスポーツ×英会話の学習カリキュラムでは,レッスンを通じて英会話以外のスキルも身につけられます。
- 英語コミュニケーション力:リスニング力・スピーキング力
- マナー・礼儀作法:コーチや仲間と話すときの基本的な作法
- 続ける力:成功体験や手厚いサポートで続けられる
こうしたスキルをゲームをプレイしながら自然と体得できます。
状況的には必要に迫られるわけですが,この強制力が背中を押してくれるのです。ゲーム仲間であると同時に,同じ語学に励む仲間でもあるわけです。躊躇せずにどんどん発話してレッスンを楽しみましょう。
リピート率の高いレッスン

英語以外にもさまざまなスキルが身につきますが,特に続ける力は英会話学習において重要です。eスポーツ英会話では6か月継続率93%の実績を誇っています(2023年10月)。
レッスン体系もシンプルです。この後紹介しますが,eスポーツ英会話では子どもだけでなく大人のコースもあります。
コース | 開講時間 | 料金(税込) |
---|---|---|
一般コース(子ども向け) | 平日:16~22時 土日:10~22時 | 月額9,900円(月4回) |
リスキングコース(大人向け) | 平日:6~25時 土日:6~25時 | 月額13,200円(月4回) |
200名以上のユニークなバイリンガルコーチが在籍

eスポーツ英会話では英語の指導はもちろんですが,ゲームの指導スキルも求められます。コーチ陣はその両スキルを兼ね備えたバイリンガルコーチが在籍しています。
コーチにもよりますが,基本的に日本語の使用もOK。全く英語を学んだことのない初学者であっても心配なく参加できますよ。
留学経験のある方,eスポーツで実績を残した方などコーチの特色もさまざまです。共通するのは礼儀作法やマナーを重んじている点でしょう。子どもの受講生が多いので,意識的に取り組まれています。
ここで参考までに,現役コーチの声をご紹介します。
ゲームやレッスンに対する思いが強いからこそ,本気で子どもたちと向き合い,レッスンを盛り上げてくれます。一人の人間として尊敬できる,そんなコーチ陣が指導してくれるという安心感があります。
社会人でも利用できるリスキリング英会話

eスポーツと聞いて,子供向けのイメージを持たれた方もいらっしゃるかもしれません。冒頭でもお伝えした通り,今や英会話力は子どもから大人までどんどん話す機会は増えてきています。eスポーツ英会話では「大人の学びなおし(リスキリング)」に着目したコースも用意されています。
それがリスキリングeスポーツ英会話です。
ここまで説明したゲームに沿ったレッスンに加えて,義務教育や受験勉強で得た知識を”使える英会話スキル”へとアップデートしていきます。
「インプット」「アウトプット」「レビュー」でネイティブに食らいつく英会話


リスキリングレッスンでは3つのパートに分かれて英会話学習を進めます。ゲームタイトルにもよりますが,基本的にコーチ1名,受講生3名のクラス制グループレッスンになります。
インプット,レビュー | 日本語を交え,フレーズ等を丁寧に指導 |
アウトプット | ゲームをしながら発話練習 |
グループにいる他の受講生も同じ志を持った人なので,互いにフォローし励まし合うことで相乗効果で成長できます。他の人の表現や食らいつく姿勢などから学べることは多いと思います。
「アウトプット」はリアルなコミュニケーションのなかで学習していきます。予測できない状況で瞬発的に発話するなどハードルが高く感じるかもしれませんが,それを乗り越えた暁には大きな自信が手に入ります。
リスキリングレッスンのカリキュラム
リスキリングレッスンではビジネスシーンで使える英語力を作るカリキュラムと題して次のレベル感が設定されています。
レベル | 概要 | ゴール |
---|---|---|
初級 | 過去に学んだ英語の知識をもとにeスポーツの舞台で英会話の練習 | カタコトでも苦手意識なく基礎的な英会話ができる |
中級 | コーチや参加者間で自分の意見を述べられる状態 | ビジネスシーンでも自信を持って意見を交わせる |
上級 | 議論をリードし,結論まで導くだけの英会話スキル | 英語のファシリテーションができる |
先述したように,同レベル感のグループ編成になりますので気負う必要はありません。ただしグループでのレッスンですので,自発的に発話する姿勢を持つことが重要になってくるでしょう。
ゲームを通じながらとはいえ,英語でコミュニケーションしなければいけない状況になっています。荒療治に聞こえるかもしれませんが,コーチや仲間がいるので臆せずトライ&チャレンジです。続けるうちにネイティブ英語に慣れて,いつしか英語が使える状態になっているでしょう。

eスポーツ英会話の口コミ
ここからはeスポーツ英会話の口コミを紹介します。良い面と悪い面,そして口コミに合わせてメリット・デメリットについてもまとめました。ぜひ参考にしてください。
良い口コミ
- ゲームが教材なので,楽しく続けられる
英語が苦手,勉強が好きじゃないという人でも,ゲームを通じて学習が続けられる。
- 成功体験が意欲・成長を促進してくれる
拙い英会話力でも伝わったり,それがゲーム展開を好転させたりするともっと頑張ろうという気持ちになれる。
- 受講者のゲーム・英語のスキルレベルに応じたグループに調整してくれる
事前のアンケートでグループ内のレベル感を調整してくれる。英語初学者から上級者まで問題なく利用できる。
eスポーツ英会話の最大の魅力は「無理なく続けられる」環境になっていることでしょう。ゲームであればとっつきやすいと感じますし,同じ目標に向かって頑張ろうという意識が働きます。例え英語であってもコミュニケーションを何とかとろうと努力します。
そういった姿勢・体験が英語への抵抗感・苦手意識を払しょくしてくれます。気づけば主体的に話せるようになっているかもしれません。長く利用し続ける方が多くいるのも納得です。
- 「コミュニケーションツール」としてeスポーツを通じて英会話学習
- 英語への苦手意識を払しょくし,成功体験からモチベーションを維持・向上できる
- 仲間と協力し合う意識が半ば強制的にはたらく環境
悪い口コミ
- 予約待ちでレッスンが受講できない
抽選・順番待ちでレッスンが受講できない。応募しても当たらない。
- eスポーツのための環境設備が必要
オンラインレッスンだけでなく,ゲームソフトやネット環境の整備が必要になる。レッスン料とは別に出費がかさんでしまう。
- 学習効果があるのか不安
レッスン時間の大半がゲームをしている時間なので,本当に学習効果があるのか分からない。レッスンに関するフィードバック等もないため,不安に感じる。
メリットの裏返しになりますが,「学習効果」に対する不安の声が多かったです。ゲーム時間が長くなってしまうため,学習時間が不十分ではないかとの意見もありました。これは受講者本人の意識の問題が大きいと思います。子どもの場合は親御さんがレッスンに実際に立ち会って,判断するのもいいかもしれませんね。
また「そもそも受講できない」という声もありました。メディアでの紹介もあって,利用者が急増している弊害が出ています。まずは公式HPから事前登録をしてください。ゲームタイトルにもよりますが,すぐに案内してもらえることもありますよ。
- 予約待ちでレッスンが受講できない
- 英語の上達具合(学習効果)が把握できない
- eスポーツ環境の整備が必須
まとめ
今回はeスポーツ英会話について評判や口コミをまとめてみました。eスポーツをコミュニケーションツールとした新しい英会話学習スタイルは最近注目を集めているようです。
楽しく続けられるという意味では,苦手意識の強い子どもに最適な学習スタイルだと思います。気になった方は,まずは事前登録して連絡を待ちましょう。
気になっていた方はぜひ参考にしていただき,お試しいただければと思います。他のオンライン英会話サービスについてもまとめていますので,比較検討に活用していただければ幸いです。