今や子どもから大人まで英語を話す機会がどんどん増えてきています。しかし英会話力を身につけることは一筋縄ではいきません。多くの英語に触れる時間が重要なわけですが,より効率的な英語学習が求められます。
そこで今回は,言語教育に特化したスパトレをご紹介します!言語学に基づいた予習&復習で徹底したトレーニングを積み重ねられます。
どんなコンテンツなのか,そして利用者の声はどうなのか。さまざまな口コミや評価からメリット・デメリットをまとめてみました!ぜひ参考にしていただき,本記事が英語学習の一助になればと思います。
スパトレの基本情報


サービス名 | スパトレ |
お問い合わせ | inquiry@sptr.jp |
教材 | 市販教材(有料),オリジナル教材(無料) |
レッスン形式 | マンツーマン(Video Call) |
価格(税込) | スパトレプラン:月額5,980円 ダブルプラン:月額9,980円 サポートオプション:月額3,300円 |
スパトレの特徴
スパトレの特徴をまとめてみました。
- インプットを重視した英語トレーニング
- 科学的に設計された学習プログラム
- 厳選されたトレーナーによる自主学習のサポート
- コスパがよく,継続して学習し続けられる
それぞれ詳細を説明しますね。
インプットを重視した英語トレーニング
スパトレでは大量のインプット学習と少量のアウトプット学習を基本としています。英会話するためにはある程度の基礎英語力が求められます。それをしっかり身につけることで,英語が使える状態をつくりあげられます。やみくもに英会話練習をしていては十分に学習内容を理解しきれず,時間と受講費がかさんでしまいます。
予習・復習を徹底する
インプットに重点を置いていることの現れとして,スパトレでは予習と復習の存在を重視しています。ほぼすべてのレッスンに対して予習課題を設定しています。事前にレッスンと連動した課題に取り組むことで,より効果的な英語学習を積み重ねられます。
レッスン後には,復習が必須となっています。自主学習からレッスン,復習までがシームレスな内容に構成されているので,学習リズムを掴んで自然と英語学習を習慣化できます。
11,000種類の教材を活用した学習カリキュラム
スパトレでは自主学習を推奨していますが,そのトレーニングは約11,000種類にも及ぶ教材を活用して行われます。これらの教材はオリジナル教材(無料)と市販教材(有料)の2種類に分類されますが,自主学習のしやすさから市販教材の使用が推奨されています。
また日本人サポーターによるカウンセリングで受講者に適した教材を提案してもらえます。自身の課題に合わせた教材を見つけられるため教材選びの心配もありません。
レッスンの録画動画が送ってもらえる
スパトレでは,レッスンの様子を録画した動画を送ってもらえます。レッスン時に理解しきれなかった内容を見返すことで,取りこぼしなく学習できます。日々のレッスン動画が教材となって,自身の課題点を発見・克服するきっかけにもなります。
英語学習に役立つ情報が発信されている
スパトレの公式サイトでは,英語学習に取り組んでいる方に向けて役立つ情報を随時発信しています。日常会話やビジネス,資格など学習目的でカテゴリー別に投稿されています。内容はシンプルで,一つのフレーズについて3分程度で読み切れる記事にまとめられています。
- 意味と使い方
- 類似表現
- 使う場面,シチュエーション
- 文法的ポイント
- まとめ
こうした情報が頭の片隅にあるだけでも,日々の英語学習のなかで気づきが得られるかもしれません。
科学的に設計された学習プログラム
実力に合わせた最適な学習方法を提案


スパトレでは,レベルや目的に合わせて学習プログラムを提案してくれます。例えば,「英語が聞き取れない」という課題に対して,「言語認識ができない」と「意味が理解できない」では解決策が異なります。
英語には「読む・書く・聞く・話す」の4技能がありますが,スパトレではこれらに必要な6つのスキルに分類しています。
- 言語認識:音や文字を情報として認識する力
- 意味理解:音や文字をイメージや意味と結びつける力
- 組み立て:単語や文法の知識を使い,文を組み立てる力
- 記述:正しいスペル・構成で書く力
- 音声化:正しい発音で伝える力
- インタラクション:相手に応じて適切な受け答えをする力
これらのスキルを基準として実力を測定してレーダーチャート化した上で,受講者のレベルに応じた最適な学習プログラムを提案してくれます。さらにはその学習プログラムに合わせた教材をおすすめしてくれます。
丁寧なレベルチェックで受講者の英語レベルを見える化
スパトレでは初回レッスン時に受講者の英語レベルを測定し,受講者の英語レベルを測定してくれます。長く続ける英語学習の負担が大きすぎるとストレスになってしまいます。正しいレベルの学習プログラムを提案することで効果的な学習環境を整えられます。
「読む・書く」などの基本的なレベルチェックだけではなく,「音や文字を認識できているか」といった課題の原因まで突き詰めて徹底的に測定してくれます。丁寧にチェックしてもらえることで初学者も安心して学習方針を立てられます。
第二言語習得論に基づく学習カリキュラム


第二言語として英語を習得するにあたって,特に初学者は知識を得ることに注力することが効果的です。一方で,その有効な学習教材やプログラムといった学習環境は独力では整えられません。スパトレでは,一人でも効果的に知識データベースが得られるように学習カリキュラムを設定しています。
オンラインで実践できる学習プログラムと外国人講師による発音・学習チェックのプログラムを設定し,より効果的な学習を実践できる環境を整えています。具体的な学習プログラムとしては,次の通りです。
- シャドーイング
-
聞いた英語を追いかけて発声し,聞いた情報を認識する「言語認識力」を向上させる
- ディクテーション
-
英語を聴き,書き取ることを通して「言語認識力」を向上させる
- 瞬間英作文
-
すばやく英語で作文をして文の「組み立て力」を向上させる
- ロールプレイ
-
対話形式で会話表現を練習し「実践の場面で使える」知識を向上させる
- エクスプレッションビルディング
-
「読むこと・聞くこと」によって英語の知識を蓄える
- ディフィニション
-
「単語や文の意味」を自分の言葉で違いや内容を説明して「知識データベース」を向上させる
- ライティング
-
英文を書いて添削を受け,英語の「記述力」を向上させる
- 資格試験対策
-
資格取得を目指した学習方法
受講者の目的に合わせた学習プログラムが用意されていますので,効果的な英語学習が受けられます。これにより効率的に英語力アップが期待でき,その成長を実感することでモチベーションの維持にもつながります。
厳選されたトレーナーによる自主学習のサポート


スパトレに所属している講師のほとんどがフィリピン人講師です。採用率1%の厳選された講師が在籍しており,スパトレの科学的知見に基づく指導方法の研修を受けています。トレーナーが受講者の自主学習内容をチェックし,学習補助を行います。また初学者でも英会話を進行できるようにレッスンを主導してくれますので,安心して学ぶことができます。
コスパがよく,継続して学習し続けられる
スパトレの料金プラン


スパトレの大きな特徴の一つは完全マンツーマンのレッスンが安価で受けられる点です。
- 月額料金:5,980円
- 24時間365日利用可能
- レッスン回数:1回/日(25分)
- プレミアムトレーナーレッスン:8回/月
- 対応教材:11,000教材
- マンツーマン形式
- フィードバックあり
- 宿題確認あり
- ビジネス英語あり
1レッスン25分のトレーニングが約199円~とかなりお得な料金で受けられます。また安価で受けられるだけでなく,オプション次第では実力測定テスト,日本人スタッフによるカウンセリングが受けられます。
7日間の無料体験レッスン
スパトレでは7日間の無料体験レッスンを受講することができます。実際のレッスンの雰囲気や講師との相性,学習ペースなどを体感することができますので,気になる方はぜひ活用してみてください。無料体験レッスンではこれらのサービスを利用できます。
- スパトレプランの1日1回のレッスン
- 実力測定テスト
- 日本人スタッフによるカウンセリング
無料体験では,スパトレプランで会員登録を行います。ちなみにスパトレでは入会費・退会費いずれも必要ありません。
スパトレの口コミ
ここからはスパトレの口コミを紹介します。良い面と悪い面,そして口コミに合わせてメリット・デメリットについてまとめました。ぜひ参考にしてください。
良い口コミ
シャドーイングで上達を実感できる
スパトレには学習プログラムが数多くありますが,なかでもシャドーイングは好評です。トレーナーとシャドーイングの練習を積み重ねることで,リスニング力が上がったという声も挙げられています。特に初学者はシャドーイングを通じて,効率的な英語力アップを実感できると思います。
日本人サポートが受けられる
スパトレの良い点として,日本人サポートが受けられるという意見もあります。スパトレでは,「月1回の日本人スタッフとのカウンセリング」や「オプションによる日本人とのコーチング」などがあります。
どんな学習方針で取り組めばいいのか,あるいは上達に合わせてどのような学習方法に転換していけばいいのか,自分だけでは判断しにくいこともあるでしょう。これらの日本人サポートを通じて,学習方法に関するアドバイスがもらえるので,迷わず英語学習が続けられるでしょう。
コストパフォーマンスが非常に良い
スパトレは英会話だけでなく総合的な英語力強化に加えて,レベルチェックで課題点の洗い出しもできます。これらのサービスが月額5,980円(1レッスン約199円)で受けられるのでコストパフォーマンスが非常に良いです。受講者からの声として「英会話以外でも的確な指導が受けられる」ため,他のオンライン英会話サービスと比較して費用対効果が高いと感じられるようです。
英語学習が習慣化できる
スパトレは自主学習を主体とした学習カリキュラムを提供しています。そのためレッスン前にやるべき予習量もそこそこあります。この予習の強制力が英語学習の習慣化につながります。ついついサボりがちな方には,ある程度の強制力があった方がいいという意見がありました。
またレッスンに向けて準備が整えられるので,ただ英会話を話すだけのレッスンよりも理解を深められます。しっかりと目的意識を持ってレッスンに臨める点も英語が身につく効果的な学習習慣につながります。
スパトレのメリット
良い口コミから見えるスパトレのメリットについてまとめてみました。他のオンライン英会話サービスと比較して,特に優れていると感じたポイントについて紹介していきます。
- 事前の自主学習でレッスン効果を高められる
- 予習復習が必須なので強制力があり,学習習慣が身につきやすい
- 豊富な学習カリキュラムで目的・学習方針に合ったレッスンが受講できる
- 日本人サポートが充実している
- コストパフォーマンスが良い
事前の自主学習でレッスン効果を高められる
スパトレではレッスン前の事前予習が要求されますが,これによりレッスン全体の効果を高められます。総合的に英語スキルを強化することで,英語レベルはもちろん英会話習得にも貢献します。インプットの過程を経ることで目的意識を持ってレッスンに臨めるので,とにかくレッスンを受講するスタイルよりも高い学習効果が得られます。
予習復習が必須なので強制力があり,学習習慣が身につきやすい
先述したように,スパトレではインプット学習を重視しているためそれなりの量の予習をする必要があります。オンライン英会話サービスでは予習復習を取り入れているものは少ないですが,英語力・英会話力アップにはこれらのインプット学習は重要です。
人によっては宿題を課されることを負担に感じるかもしれません。ですが,オンライン英会話サービスは自主的な学習が求められることが多いので,サボり癖のある方はついサボってしまいます。事前学習を課されていることで強制的に学習することになり,結果として学習習慣を身につけることができます。
豊富な学習カリキュラムで目的・学習方針に合ったレッスンが受講できる
英語の4技能(読む・書く・聞く・話す)に対して,さまざまな学習プログラムを用意しています。そして実力測定テストでは,受講者の英語レベルに加えて課題点を洗い出してくれます。初学者でも学習方針を立てやすく,それに合った学習プログラムを選択できます。
あくまで自主学習を重視しているので,受講者自身がモチベーションを持って学ぶ姿勢が大切です。レッスンを受講しながら自分のレベルに合わせて学習方針を調整して,目標に向かって学び続けましょう。
日本人サポートが充実している
スパトレでは「月1回の日本人スタッフとのカウンセリング」や「オプションによる日本人とのコーチング」が受けられます。日本人によるサポートが充実したオンライン英会話サービスはなかなかありません。レッスン内容はもちろん,学習カリキュラムに対する相談も対応していますので,初学者でも安心ですね。
コストパフォーマンスが良い
スパトレの料金プランは月額5,980円からと比較的安価です。豊富な学習プログラムや課題の抽出,トレーナーによるレッスンなどのサービスが低価格で受けられます。またオプションプランを追加すると,日本人とのコーチングも受けられます。
スパトレでは7日間の無料体験レッスンを受けることができますので,気になる方は活用してみてください。
悪い口コミ
在籍している講師の数・バリエーションが少ない
スパトレには約150名ほどの講師が在籍していますが,他のオンライン英会話サービスに比べると小規模です。そのため「予約したい時にレッスン予約がとれない」という意見も見られました。
また講師のほとんどがフィリピン人講師ですので,ネイティブ講師のレッスンを受けることはできない点には注意しましょう。今後スパトレの規模が拡大すれば,講師の数や国籍のバリエーションも増加していくでしょう。
自習できない人には向いていない
スパトレは自主学習を重視しているので,自習ができない方には厳しいでしょう。忙しくて予習や復習に当てる時間がない方にとっても,利用しにくいサービスかもしれません。ある程度の覚悟を持って利用しなければ挫折してしまう可能性があります。
「楽しく英語学習する」というよりは「しっかり英語力を身につける」というイメージです。具体的な課題量やレッスンの雰囲気が気になる方は,まずは無料体験レッスンを活用してみるといいでしょう。
通信環境・システムに懸念あり
オンライン英会話サービスでは独自の通信システムを導入していることが多いですが,スパトレのレッスンはSkypeのみです。ただし,他のオンライン英会話サービスと異なる点は「Vido Call」を使っていることです。Skypeアカウントがない方でも,URLをクリックするだけでSkypeが利用できる機能です。
一方で,独自の通信システムではないので通信環境が悪くなる場合があります。受講者側もですが,講師側の通信環境がよくないことがあり,レッスンに支障をきたすことも。頻繁ではありませんが,人によってはストレスを感じるでしょう。
スパトレのデメリット
悪い口コミから見えるスパトレのデメリットについてまとめてみました。他のオンライン英会話サービスと比較して,特に気になるポイントについて紹介していきます。
- 自主的な学習ができない方には向いていない
- 講師の数が少なく,予約が取りにくい
- 通信環境が悪いことがある
自主学習ができない方には向いていない
スパトレ最大の特徴である自主学習はそれなりのボリュームがあり,レッスン前にこなす必要があります。なので自習できない方には向いていないと思います。また忙しくて自主学習の課題をこなせない方にもおすすめできないです。
講師の数が少なく,予約が取りにくい
スパトレは規模が小さいので,在籍講師の数が少なく予約が取りにくいようです。大手のオンライン英会話サービスでは予約不要でレッスンを受講できるのに対して,スパトレはレッスン受講までが難儀です。
学習カリキュラムの関係上,間髪入れずにレッスンを受講するスタイルは向いていないので,そこまで大きな問題にはならないと思っています。
通信環境が悪いことがある
他のオンライン英会話サービスが独自の通信システムを導入するなか,スパトレはSkypeのみの対応となります。なので,通信環境が悪くなることがあるためレッスンに支障をきたす場合があります。講師側の通信環境が悪いこともありますので,その際は講師を変更することで改善するでしょう。
スパトレの体験談
私はスパトレプランの無料体験を利用しました。その体験談について共有したいと思います。
無料体験レッスンの申し込み


無料体験ではスパトレプランのみが対象となります。「スパトレプランを選ぶ」を選択して次の項目へ進みます。


続いてメールアドレスとパスワードを登録します。


最後にお支払方法を登録します。こちらはクレジットカードのみとなりますので,注意してください。カード番号などを入力したら「カードを登録して利用開始」をタップします。続いて,アンケート回答に移ります。
英語学習に関する簡単なアンケートに答えます。これから始める英語学習の方針に関わるのでしっかりと回答しましょう。アンケート項目は以下の通りで,入力したら登録します。
- 英語を学んでどのようになりたいですか?
- 具体的な目標を教えてください
- 達成期限
- 平日1日あたりの勉強時間
- 休日1日あたりの勉強時間
- スパトレ以外で取り組んでいる学習
- 自習について
最後にレッスン日時と講師を選択しましょう。初回のレッスンでは実力測定テストになります。
レッスン当日になったらURLをクリックします。Skypeアカウントがない方でもアクセス可能ですのでご安心ください。
レッスン受講まで
実力測定テストの受講
レッスン初回は実力測定テストです。講師と簡単な挨拶をした後,すぐにテストが始まりました。このときに受けたテストは6種類で,講師が内容について英語で説明してくれました。全てを理解できなくても,画面共有で概要を表示してくれるので安心してください。テスト内容は次の通りです。
- Dictation(ディクテーション)
-
Be able to hear and recognize English words:単語を聞き取れるか
Can deal with the voice changes:音声変化に対応できるか→ 短い文が穴あきで用意され,英文を聞いて単語を答えます。
- Listening comprehension(聞き取り理解度テスト)
-
Can understand meaning of the sentence immediately:瞬時に意味を理解できるか
→ シンプルなリスニングテストです。英文を聞いて内容が最も近いものを4択から選びます。
- Vocabulary(単語テスト)
-
Check vocabulary level:単語力の確認
→ 12単語が表示され,「見たことがある」と「意味を知っている」の2つの質問に答えます。
- Speaking(スピーキングテスト)
-
Check pronunciation skill of sentences:作文能力の確認
Assess pronunciation:音声化の力→ 質問に対して,1分ほどで意見を述べます。質問内容は中学レベルです。
- Interaction(インタラクションテスト)
-
Measure listening comprehension:リスニングにおける読解力を測定
Can respond appropriately:適切に受け答えができるか→ ある質問に対して,自分の意見で回答します。その後,その回答に対して何度か質問されるので,さらに回答します。
- Reading(リーディングテスト)
-
Measure reading comprehension with the Lexile Index:読解力をLexile指数で測定
→ 長文を黙読して,読み終わったら講師からの質問(2~3問)に回答します。
感想としては,英語初学者には難易度が高い内容だと感じました。正直,ちょっと不安になるレベルで手ごたえはなかったです。
突然英語テストを受けることになるので緊張しますし,全然答えられなくて精神的に不安を感じるかもしれません。ですが,ここで自分の英語レベルをしっかりと確認することが重要ですので,気負う必要はありません。
実力測定テストの結果とフィードバック
テスト受験後,5分ぐらいで結果が見られます。スパトレのマイページにログイン後,「マイデータ」から「初回テスト結果」から閲覧できます。その内容は要約すると以下の通りです。
- 総評
日本人サポートと担当コーチからのコメント。日本人サポートは日本語,担当コーチは英語のコメントになります。試験で見えた課題と今後の学習方針について簡単にまとめられています。
- スコア
8つの能力について,スコアレベルをレーダーチャート化して表示。
- CEFR(The common reference levels)
ヨーロッパ圏で用いられる英語力の基準値CEFR(セファール)レベルを判定。
- 項目別評価とおすすめ教材
8つのスコア評価からおススメの教材をピックアップしてくれます。教材は市販とオリジナルどちらも含まれていました。市販教材はAmazonページにリンクしていて購入できます。
私のCEFRレベルはB1でした。(B1:習得しつつある者・中級者,身近な話題を理解して,意思と理由を簡単に表現できる)あくまで総合評価ですので,苦手ポイントはこれより低いレベルでした(特にインタラクション)。
こうした課題点が可視化され,学習方針もある程度提案してくれるので,迷わずに学習習慣に取り入れられますね。
初回無料の日本人サポートは非常に便利
無料体験レッスンのなかでも,特に日本人によるサポートは非常に良かったです。というのも,スパトレは自主学習がメインコンテンツなのですが,その学習方針や進め方については受講者側で決めていきます。つまりレッスン全体の学習効果が自主学習によって左右されるということです。
負担がかかり過ぎず,かつ十分な学習効果が得られる状態を自分一人で判断するのはちょっと不安が残ります。その辺りの疑問・不安を日本人サポートで相談することができます。自身に適した学習環境について一緒に考えてもらえますよ。
1回25分なので,事前に聞きたいことをリストアップしておくことをおすすめします。また初回は無料ですが,2回目以降は月額3,300円のオプションプランになるので注意しましょう。
Skypeアカウントは作っておくべき
無料体験を通じて,Skypeのアカウントはつくっておくべきだと感じました。スパトレでは受講したレッスンの録画動画を共有してもらえますが,Skypeアカウントがあれば30日間保存されていつでも視聴できます。一方で,ゲストアカウントの場合は24時間しか保存されないので,後から見返す機会を損失してしまいます。ですが,録画動画がチャットを通じてアップロードされるので,それをダウンロードすれば期限を気にせず視聴することはできます。
私はアカウントをつくらずに利用開始したので,見返す期間が短かったです。ダウンロードすることも可能ですが,容量の関係で限度があります。ですのでSkypeのアカウントを開設しておく方が無難だと思います。
事前の予習課題に30分近くかかった
スパトレの最重要コンテンツでもある自主学習ですが,私は30分ぐらいかかりました。内容は「レッスン前に内容を理解しておく」という課題でした。宿題内容はこんな感じです(一部抜粋)。
以下の表現を覚えてきてください。
- I’m sorry I didn’t catch the last point.:すみません,最後の部分や聞き取れませんでした。
- What did you say?:なんと言いましたか?
- Would you mind repeating that?:すみません,もう一度言っていただけませんか?
- I’m sorry I can’t hear you. Will you speak a little louder, please?:話すのが少し速いです。ちょっとゆっくり話してください。
最低限コミュニケーションが取れる状態であれば問題ありません。もちろん意味を理解するだけでなく,発音できるようにしておくことも重要です。分からない単語は調べておくなど事前にしっかり準備をしておきましょう。
レッスン受講
講師にもよりますが,私が選択した講師は課題に関して簡単な質問がありました。そのテーマではキツネが扱われていたので,「キツネを実際に見たことがある?」というような質問がありました。こうしたウォーミングアップをしたあと,課題文に取り組みました。
音読や短文作成,質疑応答など事前の予習内容をもとにしたレッスン内容になるので,人によって内容は変わると思います。ここで事前にインプットした内容を使って,アウトプット練習に取り組むことになります。
間違っていても,拙い発話でも,最後まで諦めずに取り組む姿勢が大切です。その時担当してくれた講師の方は頷いてくれたり助け舟を出してくれたりと,非常に丁寧に対応してもらえたので好印象でした。利用される際は,自身と相性のいい講師を見つけられると,学習のモチベーション維持にもつながるでしょう。
まとめ
今回はスパトレについて評判や口コミをまとめてみました。インプット重視の英会話強化プログラムを通じて,総合的な英語力を向上させることができます。
課題の抽出や豊富な学習プログラムで受講者のニーズに合わせた学習環境が整えられます。初学者でも上級者でも,個々のレベル感に応じて学習が進められるので,自身の学習ペースに合わせて英語力を鍛えていきましょう。
気になっていた方はぜひ参考にしていただき,お試しいただければと思います。他のオンライン英会話サービスについてもまとめていますので,比較検討に活用していただければ幸いです。